【縄文鉄器】のブログです。 色々と書いてます。。。since 2012.9.12
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『第4次産業革命: 日本が世界をリードする これから始まる仕事・社会・経済の大激変』/三橋貴明


内容紹介
ドイツで始まった「第4次産業革命」は、日本で進化し、完成する!
ドローン、パワードスーツ、運転支援システムなど、現在の日本では産業技術の開発が急速に進み、生産性の飛躍的な向上が見込まれている。
労働人口の減少時代を迎える日本は、これによって世界最強になると同時に、働き方や仕事、社会のあり方が大きく変わる。
2045年に人工知能が人間を超えると目されるが、その前段階で日本に何が起こるのか。衝撃の分析!



またもや三橋貴明さんの著書。
話題(?)のシンギュラリティやインダストリー4.0について書かれているのが特徴。
いつもの三橋さんの主張に上記を織り交ぜて書かれた本というところ。

興味深いと思ったのは、下記の2つの分析では近い未来に技術的失業者となると予想する職種が違う点。
①野村総研とオックスフォード大学の共同研究として野村総合研究所から公表されたレポート 
➁世界経済フォーラムの分析報告書「ザ・フューチャー・オブ・ジョブズ」

具体的には、①ではIT系、製造業、サービス業が代替可能とされている。
またクリエイティブな業種や、技量・経験が必要な医療関係は今後20年は置き換えられることがないらしい。

➁では、2020年までに710万人が職を失い、同時に200万人分の新たな雇用が創出されるとのこと。
こちらでは①とは反対に、もっとも雇用に対する被害が大きい業界は、
テレビ医療の台頭が著しい医療業界らしい。

確かに医療の分野では、
コンピュータが人間に見つけられないような小さな癌を発見したとか、
人工知能が治療法を発見した(昨日のニュースでまだ読んでないw)とかってことが起こっているみたいね。
➁の分析が鋭いことは認めつつも、流石に医療よりも雇用被害のある業界があると思う。

IBMの人工知能「ワトソン」、医者が思いもよらぬ治療法を続々発見
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50067?page=2

個人的には2045年にはシンギュラリティは起こらないと思っているけれど、
近年のコンピュータの進化は目覚ましいものがあるからどうなるのか楽しみでもあるね。


以下、せっかくだから、生産性を上げることの重要性について基本的な考え方を簡単に書いておく。
個人的な備忘録として殴り書きするけれど、極力わかりやすいようにしたいw
①日本は生産年齢人口が減るのだから、企業は人手不足になっていく。
➁そうなると、設備投資や技術開発をして、1人当たりの生産性を高める必要がある。
  (例:リンゴを売るのに10人は必要なのに、1人しか従業員がいないとなったら、1人で売れる設備・技術が必要)
➂設備投資や技術開発はGDPの成長に繋がる。
  (支出面のGDPが増加するって表現で良いのか?詳しくは三面等価の原則へw)
④1人当たりの生産性が高くなれば所得も増える。
  (これも三面等価の原則。わかりやすく言えば、従業員10人が必要だったところを1人にすれば単純計算で所得は10倍に増加する)
➄経済が成長すれば、失業者は減る。また、人手不足だから賃金も上がる。
  (生産性や技術が高まり過ぎて技術的失業者が出るっていうのはシンギュラリティのほうでテーマとして語られてる)

こうやって生産性を高め、ノウハウを蓄積し、国民が豊かになりながら経済成長していくのが資本主義のあるべき姿。
これを実現するには、政府が需要創出をする必要があるね。
企業が投資しようにも、今はデフレで投資したところで売り上げが上がるわけではないわけで、
内部留保が増えたり、物価が下がることで給与が下がったりしていると。
仮に、労働者として移民を受け入れてしまうと、日本人の賃金は上がらないし、技術が進化する可能性も低くなってしまう。
何故だか、政治やメディアでは「足りない労働者を海外から持ってくる必要がある」って話しになっているんだけれど、
これは、筆者によると「経済成長は生産者の数によって成し遂げられるもの」だと勘違いしてるらしい。

また土木建築の場合だと、緊縮財政のせいで会社がどんどん減っている状態。
自然災害大国の日本の公共事業費が、自然災害の少ないフランスと同じくらいらしい。
また、人手不足も深刻で、上記理由から仕事が安定的にあるわけじゃないというのと、
メディアによるバッシングのせいで業種のイメージが悪いというのが一因とのこと。
実は災害発生時に真っ先に住民の命を守るのは自衛隊でも救急隊でもなく土木関係の企業。
これは、瓦礫を持ち上げて助けるといった直接的な理由もあるし、
インフラを修復して物資の輸送ができるようになるという中期的な理由もあるし、
災害から復興して街や村を再建する際にも必要っていう長期的な理由もあるかな。
土木関係は自然災害の多い日本に必要なものであり、
自国で橋や道路を作れるという先進国の条件の為に必要なものであり、
有事の際の安全保障の観点からも移民ではなく自国の企業・作業者でまかなうべきと。

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