【縄文鉄器】のブログです。 色々と書いてます。。。since 2012.9.12
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『シャーロック・ホームズの冒険』/コナン・ドイル

内容紹介

ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。
近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。
赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など10編。
意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。

久しぶりのホームズ作品。
『緋色の研究』、『四つの署名』に続く3冊目だけれど、本作は短編集。
「ボヘミアの醜聞」、「赤髪組合」、「まだらの紐」などの作品が収録されている。

一番面白かったのは、「ボスコム谷の惨劇」かなぁ。
「赤髪連合」、「唇の捩れた男」、「青いガーネット」も面白かった。
有名なところでは「まだらの紐」にあまり魅力を感じなかった。
読む人が読むと、あるいは研究する人が研究すると見え方が違うのかもしれないが(笑)

1つのお話しがそこまでボリューミーでないのは短編集の良いところですな。
『ポアロ登場』と同様、サクサク楽しめました。

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『藪の中』/芥川龍之介


内容紹介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。
初出は「新潮」[1922(大正11)年]。短編集「将軍」[新潮社、1922(大正11)年]に収録。
検非違使の尋問に答えた旅法師らの供述と当事者である「多襄丸」の陳述など、複数の人間の証言からなる形式で殺人事件の真相にせまる物語。
「今昔物語集」巻二十九第二十三「具妻行丹波国男 於大江山被縛語」を原典とする。
発表当時から現在まで実に多くの関心を寄せられているが謎の多い名作。

芥川龍之介の短編小説。
紙媒体でなければiBooksやKindle版で無料でダウンロードすることができるのがありがたい。

以前、黒澤明監督作品の『羅生門』を見たことがあって、
その内容は、ほとんどこの作品を原作として作られていたように思う。
※羅生門要素があんまりなかった印象

ある殺人事件について、
目撃者と当事者の証言を中心に真相に迫っていくのだが、
当事者3任の供述に食い違いがあり、実際に何が起きたのかがわからない、という内容。
映画『羅生門』では、事の一部始終を見ていた人物が最後に事の真相を語るのだけれど、
その内容が中々に面白いので、最初に触れるのであれば映画『羅生門』をオススメしたい。

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『聖の青春』/大崎善生

内容(「BOOK」データベースより)

純粋さの塊のような生き方と、ありあまる将棋への情熱―
重い腎臓病を抱えながら将棋界に入門、名人を目指し最高峰のリーグ「A級」での奮闘のさなか、29年の生涯を終えた天才棋士村山聖。
名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の歩んだ道を、師匠森信雄七段との師弟愛、羽生善治名人らライバルたちとの友情、そして一番近くから彼を支えた家族を通して描く、哀哭のノンフィクション。
第13回新潮学芸賞受賞。

映画化されるということで表紙に松山ケンイチさん東出昌大さん、
裏表紙に村山聖さんと羽生善治さんの写真が使われている文庫本を購入。
※本来の表紙に映画版の表紙が被せてあるよくあるやつ

村山さんが亡くなった時は自分は小学生か。
なんだか、もっと昔の人というイメージがあった。
村山さんのことは『聖 -天才・羽生が恐れた男』という漫画で知った記憶がある。
本書では今なお語り継がれる有名なエピソードが描かれている。

驚いたのは、ネフローゼという病気と闘いながら、
時には多量のお酒を飲んだりしていたということ。
あまり病気については書かれていないのだけれど、
そういう生活をしていなければもっと長生きできるものなのかどうかは気になった。

大崎善生さんの作品だと、『将棋の子』の方が感動したかなぁ。
どちらも素晴らしい作品だということは前置きしておくけれど、
『将棋の子』の登場人物のように日の目を見ずに将棋界を去った者たちは感情移入がしやすかった。
『聖の青洲』がデビュー作で、『将棋の子』が2作目だから、物書きとしてのスキルが上がったとも言えるか。

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『D坂の殺人事件』/江戸川乱歩

内容紹介
名探偵・明智小五郎が初登場した記念すべき表題作を始め、ミステリ要素を多く含んだ作品をセレクト。
自らも数々の推理小説を書き、多くの推理作家の才をも発掘してきた巨人の傑作選をぜひご堪能あれ。

エドガー・アラン・ポーからペンネームを付けた江戸川乱歩。
この文庫本には彼の作品が5つ収録されている。
明智小五郎の初登場作品が読みたいので探したわけだけれど、
表紙がこんなのしかなかったのが少し残念だった(笑)

※以下、ネタバレあり

収録作品は以下の通り。

・『D坂の殺人事件』
明智小五郎の初登場作品。
この頃は素人探偵。
D坂とは、団子坂(地元)のことらしい。
決して面白くないわけじゃないけれど、
収録作品の中では一番つまらなかった。

・『二銭銅貨』
唯一、明智小五郎が登場しない作品。
落語のような軽妙なストーリー。

・『何者』
推理小説としての要素が最も高い作品。
書かれた当時は知らんけど、本格・王道ミステリだと思う。
題名も2つの意味を持っていて感動した。
収録作品の中で1番面白かったかな。

・『心理試験』
犯人が最初からわかっているというサスペンス作品。
収録作品の中では2番目に面白かった作品。
2番目とは言え、『何者』とは毛色が異なることもあって甲乙つけがたい。

・『地獄の道化師』
収録作品の中では最も長編。
道化師の姿をした殺人鬼と、名探偵・明智小五郎の対決。
前半の盛り上がりに対して後半がややあっけないのが残念。

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『自殺プロデュース』/山田悠介

内容紹介

深夜のビルの屋上に、管弦楽の演奏が響き、男が飛び降りた。
内蔵の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる……。
白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も、 音楽で見送ってきた。
がある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。
演奏を聴いた者は死なねばならない!?

iBooksの電子書籍版を購入。
本当に欲しい本は紙媒体で買いたいということで、山田悠介さんが選ばれたかたち。
と言っても、山田悠介作品は家にけっこうあるんだけれど(笑)

書評としては、「山田悠介さんの本は読みやすい」ということに尽きる。
内容について言うと、テーマは面白いんだけれど展開は特に山もなくて少し拍子抜け。
一応、後半は山がないなりに大きく跳ね上がったとは言えるのかもしれないが。
どうにも各キャラクターの役割が非常に中途半端なところで終わってしまう感じがなぁ。
小説としての完成度は低いと言わざるを得ない。

ホラーにもミステリーにもなり切れなかったあたり、
今までの山田作品の中ではつまらない部類じゃないかと。
※個人的に『Aコース』とかコースシリーズは好き

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『会議でスマートに見せる100の方法』/サラ・クーパー


内容紹介

GoogleやYAHOO!でもこんなことを! ?
著者が一流企業で学んだ裏ワザを大公開。
・会議を早めに抜け出したいとき
・だれかがよいアイデアを先に提案したとき
・プレゼンの準備がまったくできていないとき

会議でスマートに見えること。
それがトッププレイヤーになる一番の近道だ。
でも、会議中は眠くなったり、つぎの休暇やランチのことで頭がいっぱいになったりしてスマートに見せるのが難しくなるときもある。
そんなときこそ本書の出番だ。
著者がYAHOO!とGoogleで働きながら、会議に集中するふりをして書きとめた裏ワザの数々を大公開。
これを実践すれば、すぐにデキる人の仲間入り! (会議の暇つぶしにもなるはず。)
全世界500万ビューのビジネスあるあるブログがついに書籍化。


凄く面白いけれど、実用書というよりはネタ本。
実際にやろうとは思わない(笑)
僕はこういうことをやっている人が出世するのを眺めているよ。


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『将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ』/羽生善治

内容(「BOOK」データベースより)
つねに将棋界をリードし続ける「天才」羽生善治が、
これからの道を歩む若い人に向けて語った「力を伸ばすプロセス」「決断の下し方」「挑戦する姿勢」「正解なき道の歩み方」「才能より大事なこと」など珠玉のメッセージ。
親子で読む本としても最適な一冊!

まず、本書についてご注意頂きたいのは、
『羽生善治 挑戦する勇気』(2002年発売)を文庫化したもので、真新しい情報はない(笑)
羽生ファンにとっては物足りなさを感じるボリュームなので買うかどうか長考すべし。
もう1つ残念なのは、羽生さんの有名な考え方について広く浅くしか書かれていないこと。
羽生さんの本だと、『決断力』『大局観 自分と闘って負けない心』の方が内容が濃いのでオススメ。

そこまで羽生善治三冠の凄さにフォーカスされていないので、
羽生さんのことを全く知らないよ!という人にもオススメしづらい。
順序としては、「将棋界と羽生さん棋歴」を知って羽生さんのことを好きになってもらい、
その内面や考え方について知って更に羽生さんのことを好きになってもらいたい。
そういう意味では本書はどうにも中途半端な作りになっているように思う。

でも、僕は表紙の羽生さんだけで満足です!(#^^#)

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『反骨心』/清原和博

内容紹介

戦うとは何なのか。
逆境を乗り越え試練と立ち向かう。
そこにはいつも挫折の壁がある。
すべては反骨心で夢をつかむ。
「無冠の帝王」の著者の人間哲学である。


清原さんの自叙伝。
と言っても、野球選手にありがちな過去の詳細なエピソードとかそんなになくて、
苦しい時に持ち前の反骨心で壁を乗り越えてきたよ、という本。

自分が小学生の頃からスーパースターとして見ていた選手だから、
クスリを断って復活してほしい。
男・清原、まだまだこれからや!

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『テレビ局はなぜ「放送法」を守らないのか ―民主主義の意味を問う』/小川榮太郎, 上念司

内容紹介

テレビはなぜ「偏向報道」を繰り返すのか?
なぜ「放送法」を守らないのか?!
そして、「民主主義」とは何か?
「TBSは今日、死んだに等しいと思います」筑紫哲也(1996年3月25日)―あれから20年
犯罪レベルの違法報道、祖雑なストーリー、レッテル貼り、無知なニュースキャスター……。
テレビの劣化が止まらない! テレビは二度死んだ! !
「放送法」第4条を平然と無視し、私たち国民の「知る権利」を蹂躙し続けるテレビ局の闇を、二人の論客が炙り出す。
「言論の自由」を謳いつつ“電波利権"にしがみつくテレビ局から、「電波」という公の財産を取り戻す時が来た! 日本人必読の一冊です
■ 今なお続く「経済」と「政治」の偏向報道
■ テレビ最大のタブー「電波利権」
■ 大事にしているのは「視聴者」ではなく、「スポンサー」
■ 「放送法」とは何か
■ 「坂本弁護士一家殺人事件」―TBSが犯した、テレビ史上最大の大事件
■ 噓にまみれた、「憲法九条」と「憲法学者」
■ 左翼の「後継者不足」問題
■ 「政治的な公平さ」に隠れたメディアの傲慢さ
■ 多チャンネル化のすすめ 他
【目次より】
第1章【テレビの問題点1】
「偏向報道」よりたちが悪い、「雑な番組作り」と「低レベルなキャスター」
第2章【テレビの問題点2】
「放送法」を守らず、「違法報道」を繰り返すテレビ局
第3章【テレビの黒歴史】
テレビの「重大犯罪」を風化させてはならない!
第4章【テレビの劣化】
「政治」「経済」「憲法」報道を検証する
第5章【テレビのこれから】
日本の「国益」がかかった、テレビの未来


小川榮太郎さんと上念司さんの対談本。
「テレビ業界の問題」と「本来のテレビの役割」、そして「本来の役割を取り戻す為には」が簡明に書かれた傑作。
そして、「怒ってるズ」とかセンスあるネーミングで一々読者を笑わせてくるんだよなぁ(笑) ※元祖が上念さんなのか知らんけど

特に笑ったのは以下の2つのコメント
小川「任意団体同士で回答のやりとりをしていても仕方がないからいいけどさ(笑)」
    (BPOへ要望を提出するも回答がなかったことを受けて)
上念「本当は1冊の本にするような内容じゃありません(笑)」
    (私たちの要望は放送法を守ってほしいというだけという主張に添えて)

対談本ということで読みやすいし、小川さんも上念さんもかなり論理的なこと言ってるように思う。
面白かったのはTBSの黒歴史の話し(全く知らなかった)やBPO(放送倫理委員会だっけ?)の話し。
あと、経済や憲法の話しも上念さん情報で知ってはいたけれど、改めてなるほどと思わせる内容。

ということで、今まで読んだ本の中でもかなり面白い部類。
次回はチャンネルくららの「超裏読みマスコミの正体」のような話しもしてほしい。

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『モルグ街の殺人』/エドガー・アラン・ポー


内容紹介
エドガー・アラン・ポーによる作品。


「史上初の推理小説」と言われている作品で、
探偵のC・オーギュスト・デュパンの推理はホームズを彷彿とさせ、
ワトスン役―当時ワトソンはいなかったわけだが―の語りで物語が進む。
本当に名探偵モノの原型を作ったんだなぁ、と感じさせる作品。

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