【縄文鉄器】のブログです。 色々と書いてます。。。since 2012.9.12
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『シャーロック・ホームズの叡智』/コナン・ドイル

内容紹介

ある朝はやく、ワトスン博士はメイドにたたき起された。
急患が来ているという。
診察室に入ったワトスンが目にしたのは、片手に血だらけのハンカチをまきつけている若い技師だった。
ハンカチを解いた手は医師のワトスンもぞっとするものだった。
親指が根もとからなくなっているのだ。
技師が語る恐怖の体験「技師の親指」など、8編を収めたシャーロック・ホームズ・シリーズ完結編。

ホームズ・シリーズの短編集。
完結編となっているけれど、手元には未読の『シャーロック・ホームズの事件簿』が残っている事実。
順番通りに読んできたはずだけれど、事件簿が残っている理由は不明。
本書の解説を見るに、叡智は各短編集で入りきらないものを入れたものらしい。
つまり、原作の『シャーロック・ホームズの事件簿』の中に入っている作品もあれば、
それ以外の短編集に入っているべき作品もあると。
叡智⇒事件簿で文庫版のシリーズが完結というのは間違っていないっぽいし、
順番には全くこだわっていないので事件簿を最後に読んでシリーズ読破で問題なさそう。
ホームズ作品がラスト1冊なのは寂しい。

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『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』/コナン・ドイル

内容紹介
引退して田舎に引籠っていたホームズが、ドイツのスパイ逮捕に力を貸す、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」。
ほかに、一人暮しの老婆のもとに塩漬けの耳が送られてくる「ボール箱」、姿を見せない下宿人と奇妙な新聞広告の謎を解く「赤い輪」、
国家機密である特殊潜航艇の設計図の盗難をめぐってホームズ兄弟が活躍する「ブルース・パティントン設計書」など全8編を収録。

ホームズ・シリーズの短編集。
「瀕死の探偵」は古典的で、本書の中では一番のお気に入り。
「ウィスタリア荘」、「悪魔の足」は事件がかなり衝撃的で良かった。
ホームズ作品だからこそ映えるのだけれど。

「最後の挨拶」は晩年のホームズが活躍する話し。
60歳くらいって書いてあったはず。
これも中々面白かった。
ただ、寂しさのほうが強かったかなぁ。

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『恐怖の谷』/コナン・ドイル

内容紹介

ホームズのもとに届いた暗号の手紙。
時を同じくして起きた暗号どおりの殺人事件。
サセックス州の小村にある古い館の主人が、散弾銃で顔を撃たれたというのだ。
事件の背後には、宿敵モリアティ教授の影が垣間見える――
捜査に当ったホームズが探り出したのは、20年前のアメリカに端を発する、恐怖の復讐劇だった。
推理、冒険、恋、友情を描ききったホームズ・シリーズ最後の長編。

ホームズ・シリーズ最後の長編を読み終えてしまった。
『バスカヴィル家の犬』ですっかり忘れていたけれど、いつもの2部構成。
2部構成の寂しいところは後半丸々ホームズが出てこない部分で、
ただ、今回は第2部も面白いストーリーで楽しめたというのはある。
それでも、短編の方が面白いと個人的には思うけれど。

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『シャーロック・ホームズの帰還』/コナン・ドイル

内容紹介

自ら歴史小説家と称していたドイルは『最後の事件』をもってホームズ物語を終了しようとした。
しかし読者からの強い要望に応え、巧妙なトリックを用いて、滝壺に転落死したはずのホームズを“帰還"させたのである。
本編はホームズ物語の第三短編集で、帰還後第一の事件を取上げた「空家の冒険」をはじめ、「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」など、いよいよ円熟した筆で読者を魅了する。

ライヘンバッハの滝に落ちたホームズが帰還する作品から始まる短編集。
ホームズ作品も残すところあと3冊か。

この短編集はジェレミー・ブレットのドラマで記憶に残ってる作品が多かったかな。
ホームズが終始やられっぱなしという点で「犯人は二人」は面白かった。
「アベ農園」と「第二の汚点」は終わり方が綺麗で内容も良かったかな。

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『人工知能の核心』/羽生善治 , NHKスペシャル取材班

内容紹介
人間にしかできないことは何か

二〇一六年三月、人工知能の囲碁プログラム「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。
羽生善治は、その勝利の要因を、「人工知能が、人間と同じ“引き算"の思考を始めた」とする。
もはや人間は人工知能に勝てないのか。
しかし、そもそも勝たなくてはいけないのか─。

NHKスペシャル『天使か悪魔か─』の取材をもとに、その先を描く。
天才棋士が人工知能と真正面から向き合い、その核心に迫る、“人工知能本"の決定版。


羽生善治という天才から見た人工知能の「今」と「これから」をわかりやすい文章で綴った本。
NHKスペシャルの番組ではあまり羽生さんの考え方について放送されなかった記憶があるので、
羽生ファンにはこちらの本をお読みいただきたい(笑)

羽生さんの寛容であり本質に切り込む鋭い視点は流石というところ。
デミス・ハサビスをはじめとした人工知能研究家の考え方や取り組みを広く浅く紹介した上で、
コンピュータが得意なことや苦手なこと、進化の速さやブレイクスルーが必要だと考えられる事項を、
羽生善治という翻訳機によってわかりやすく伝えることに成功していると思う。

ただ、人工知能の仕組みを深く掘り下げるという内容ではないことにはご注意いただきたい。
まぁ、そういうの読みたいなら学術論文とか読めば良いわけで、
本書の意義とか役割はしっかりと果たしているのは間違いないと思うけれど。
というか、専門的なこと書かれてても理解できないだろうしな(笑)

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『バスカヴィル家の犬』/コナン・ドイル


内容紹介

深夜、銀幕のような濃霧のたちこめた西部イングランドの荒野に、忽然と姿を現わした怪物。
らんらんと光る双眼、火を吐く口、全身を青い炎で燃やす伝説にまつわる魔の犬は、名家バスカヴィル家の当主ヘンリ卿を目がけて、矢のように走る――。
きわだった叙景によって舞台となる特殊地帯を一種の密室のように仕上げ、息づまるばかりの緊張を生む、
ホームズ物語中最大の長編。


面白すぎて3作続けてのホームズ作品。
これでホームズ作品は半分くらい読んだことになるのかな。

ホームズシリーズの長編では最も長いらしく、300頁ほど。
本作はワトスンが主役と言っても過言ではないほど活躍する。
常に危険と隣り合わせという緊張感があって読み進めるのが楽しかった。

魔犬が住むという沼沢地の不気味な情景を巧みに表現していて、
長編ミステリーだけでなく文学的な価値も高いんじゃないかと思う。
惜しむらくは、ホームズがかなり終盤にならないと登場しないところ。
登場した時の安堵と興奮は筆舌に尽くしがたいのだが(笑)

あと、昔の作品にこんなこと言うのも無粋だけれど、
最後にもうひと捻りあったら良かったかなぁと。

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『シャーロック・ホームズの思い出』/コナン・ドイル

内容紹介

逞しく男らしい生涯を送った老人の暗い過去を、その刺青に読みとったホームズ……。
探偵を生涯の仕事と決する機縁となった「グロリア・スコット号」事件をはじめとして、
名馬の失踪とその調教師の死のからくりを解明する「白銀号事件」、
もっとも危険な犯罪王と時代にぬきんでた大探偵との決死の対決を描く「最後の事件」など、
ホームズの魅力を遺憾なく伝える第二短編集。

続けてホームズ作品を読了。
時間がなくて通勤中の電車で読んでいたこともあってようやく読み終えた。。。

こちらも『シャーロック・ホームズの冒険』と同様、短編集。
「白銀号事件」、「背の曲った男」、「海軍条約文書事件」なんかが面白い。
特に「海軍条約文書事件」のベルが鳴ったところとか如何にもミステリじゃないか。
そして、本書で一番のオススメは「黄いろい顔」。
文章が綺麗で感動作(笑)

「最後の事件」はモリアティが登場する有名な作品。
今までにない緊張感があったけれど、推理や探偵するわけではないので作品の評価としてはどうなんだろう。
まさかこの作品(ホームズ作品で4冊目)にこの話しが収録されてるとは思わなかったんだけれど(笑)

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『シャーロック・ホームズの冒険』/コナン・ドイル

内容紹介

ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。
近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。
赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など10編。
意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。

久しぶりのホームズ作品。
『緋色の研究』、『四つの署名』に続く3冊目だけれど、本作は短編集。
「ボヘミアの醜聞」、「赤髪組合」、「まだらの紐」などの作品が収録されている。

一番面白かったのは、「ボスコム谷の惨劇」かなぁ。
「赤髪連合」、「唇の捩れた男」、「青いガーネット」も面白かった。
有名なところでは「まだらの紐」にあまり魅力を感じなかった。
読む人が読むと、あるいは研究する人が研究すると見え方が違うのかもしれないが(笑)

1つのお話しがそこまでボリューミーでないのは短編集の良いところですな。
『ポアロ登場』と同様、サクサク楽しめました。

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『藪の中』/芥川龍之介


内容紹介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。
初出は「新潮」[1922(大正11)年]。短編集「将軍」[新潮社、1922(大正11)年]に収録。
検非違使の尋問に答えた旅法師らの供述と当事者である「多襄丸」の陳述など、複数の人間の証言からなる形式で殺人事件の真相にせまる物語。
「今昔物語集」巻二十九第二十三「具妻行丹波国男 於大江山被縛語」を原典とする。
発表当時から現在まで実に多くの関心を寄せられているが謎の多い名作。

芥川龍之介の短編小説。
紙媒体でなければiBooksやKindle版で無料でダウンロードすることができるのがありがたい。

以前、黒澤明監督作品の『羅生門』を見たことがあって、
その内容は、ほとんどこの作品を原作として作られていたように思う。
※羅生門要素があんまりなかった印象

ある殺人事件について、
目撃者と当事者の証言を中心に真相に迫っていくのだが、
当事者3任の供述に食い違いがあり、実際に何が起きたのかがわからない、という内容。
映画『羅生門』では、事の一部始終を見ていた人物が最後に事の真相を語るのだけれど、
その内容が中々に面白いので、最初に触れるのであれば映画『羅生門』をオススメしたい。

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『聖の青春』/大崎善生

内容(「BOOK」データベースより)

純粋さの塊のような生き方と、ありあまる将棋への情熱―
重い腎臓病を抱えながら将棋界に入門、名人を目指し最高峰のリーグ「A級」での奮闘のさなか、29年の生涯を終えた天才棋士村山聖。
名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の歩んだ道を、師匠森信雄七段との師弟愛、羽生善治名人らライバルたちとの友情、そして一番近くから彼を支えた家族を通して描く、哀哭のノンフィクション。
第13回新潮学芸賞受賞。

映画化されるということで表紙に松山ケンイチさん東出昌大さん、
裏表紙に村山聖さんと羽生善治さんの写真が使われている文庫本を購入。
※本来の表紙に映画版の表紙が被せてあるよくあるやつ

村山さんが亡くなった時は自分は小学生か。
なんだか、もっと昔の人というイメージがあった。
村山さんのことは『聖 -天才・羽生が恐れた男』という漫画で知った記憶がある。
本書では今なお語り継がれる有名なエピソードが描かれている。

驚いたのは、ネフローゼという病気と闘いながら、
時には多量のお酒を飲んだりしていたということ。
あまり病気については書かれていないのだけれど、
そういう生活をしていなければもっと長生きできるものなのかどうかは気になった。

大崎善生さんの作品だと、『将棋の子』の方が感動したかなぁ。
どちらも素晴らしい作品だということは前置きしておくけれど、
『将棋の子』の登場人物のように日の目を見ずに将棋界を去った者たちは感情移入がしやすかった。
『聖の青洲』がデビュー作で、『将棋の子』が2作目だから、物書きとしてのスキルが上がったとも言えるか。

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